中国オープン 2019/9/21(各種目準決勝)の結果 バドミントン

VICTOR CHINA Open 2019

HSBC BWF World Tour Super 1000

本日は各種目の準決勝の試合が行われました。

シングルスは桃田選手・高橋選手ともにリオ五輪の金メダリストとの対戦となりました!!

VICTOR CHINA Open 2019(中国オープン2019)の日程

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日本人選手の試合結果

MS

桃田 賢斗[1] vs CHEN Long(中国)[5]

ハイライト

〇桃田 賢斗[1] 19-21 ●CHEN Long(中国)[5]
21-18
21-16

桃田選手(世界ランク1位)は地元中国のリオ五輪金メダリストのチェンロン選手(世界ランク5位)と対戦。1ゲーム目は終始3~5点のリードを保ちながら試合が進みました。しかし19-15から長身のチェンロン選手が放つ角度のあるスマッシュやカットを拾いきることができず、まさかの6連続失点。1ゲーム目を落としました。ただ、全体的には桃田選手の方がラリー力、ゲームメイクでは上回っている印象でした。
しかし、1ゲーム目の連続得点で勢いづいたチェンロン選手相手に2ゲーム目も苦しめられ一時7-12と5点差ビハインドを負いました。しかし、ここから桃田選手が攻めさせないゲームメイクを行い、自分が攻めるプレイになり、6連続得点で逆転しました。そこから点を取り合い18-18まで進み、そこから一気にヘアピンから攻撃に繋げる得意のスタイルで連続得点し、取り返しました。
ファイナルゲームになると、地元中国の応援にも熱が入り、点数を取られるたびに会場が揺れるような大声援が飛び交いました。しかし、ここまで桃田選手とラリー勝負をして、じりじりと体力を削られたチェンロン選手が徐々に桃田選手のショットに遅れるようになり、最後は5連続得点で桃田選手が勝利!
世界選手権に続き2大会連続で決勝進出を決めました!!
完全にアウェーな中、リオ五輪金メダリスト相手に落ち着いて自分の得意なスタイルに持ち込み勝ち切れたのは、さすが桃田選手!

WS

髙橋 沙也加 vs Carolina Marin(スペイン)

フル

ハイライト

●髙橋 沙也加 22-20 〇Carolina Marin(スペイン)
13-21
18-21

高橋選手(世界ランク16位)初戦で第4シードの奥原選手を破って勝ち進んできたはリオ五輪金メダリストマリン選手(世界ランク24位)と対戦。全治半年の前十字靭帯断裂の大怪我から戻ってきたばかりのマリン選手相手にどう試合をつくっていくか注目が集まっていました。
1ゲーム目、速いスマッシュ、早いタッチ、鋭いカットに高橋選手が序盤苦しめられ、常に3~5点差を追いかける展開。しかし、同じ長身サウスポー相手に、終盤から強みの角度のあるスマッシュやパワフルなショットを駆使し、6連続得点で逆転すると、なんとか逃げ切り、先取しました。
2ゲーム目も序盤鋭いスマッシュで攻め立て10-6とリードしましたが、ここからギリギリを狙いすぎたのかイージーミスを連発し8連続失点してしまい、10-14と逆転されました。その差を埋めることができず勝負はファイナルゲームへ。
ファイナルゲームは、高橋選手の打球に慣れてきたマリン選手相手になかなか決まらず、むしろマリン選手のライン上に決まるスマッシュに苦しめられ、一度もリードを奪うことなく敗退。
しかし、奥原選手にストレートで勝ちここまで勝ち上がってきたリオ五輪金メダリストにここまでの試合をできたのは素晴らしいことだと思います!
一方大怪我から復帰し間もないこの中国オープンで決勝戦まで勝ち上がったマリン選手。実力はやはり申し分ないですね。

WD

髙橋・松友[2] vs 福島・廣田[3]

〇髙橋 礼華・松友 美佐紀【タカマツ】[2] 21-17 ●福島 由紀・廣田 彩花【フクヒロ】[3]
15-21
21-16

タカマツ(世界ランク3位)はフクヒロ(世界ランク2位)と日本勢力対決。世界女王のナガマツ(世界ランク1位)が敗れた今、熾烈を極めるWDの東京五輪レースの出場権争いに大きな影響を与えそうな一戦でした。

東京五輪レース 途中経過(2019/8/27発表時点)

過去の戦績はフクヒロの6勝3敗でフクヒロが勝ち越しています。
1ゲーム目はタカマツが序盤から連続得点を積み重ね、13-6と大量リードし、このリードを最後まで守り切り先取しました。序盤廣田選手が少し固かったように見えました。大舞台の準決勝、緊張はやむなしかと思いますが。
2ゲーム目は廣田選手の固さもとれ、高橋選手のスマッシュに攻撃的なドライブレシーブで返球し翻弄する場面も見られ、終始フクヒロがリードを保ち、取り返しました。
ファイナルゲームは、2ゲーム目を取り返すことに体力を使ったフクヒロの動きが鈍くなりミスが増え7-1とタカマツが大量リードを奪いました。ここからタカマツにサーブミスが一気に増え連続得点がなくなります。私の経験からすると、リードをしていてもサーブミスなどで簡単に相手にサーブ権を渡していると、終盤で相手に流れがいきがちなのですが、17-10から5連続失点し17-15と、どちらに転ぶか分からない試合になりました。しかし、ここで切り替えた高橋選手のスマッシュがコースを付き決まり始め、逃げ切り決勝進出を決めました!

その他注目の試合結果

MS

GINTING(インドネシア)[7] vs ANTONSEN(デンマーク)[8]

フル

ハイライト

〇Anthony Sinisuka GINTING(インドネシア)[7] 18-21 ●Anders ANTONSEN(デンマーク)[8]
21-5
21-14

去年の中国オープン優勝のディフェンディングチャンピオンであるギンティン選手(世界ランク9位)と今年の世界選手権準優勝者であるアントンセン選手(世界ランク4位)が対戦。
元々ダブルスのような速い展開が得意なギンティン選手にアントンセン選手が合わせた形となり、シングルスにしては速すぎる程の高速ラリーが数多くあり、見ごたえがありました。1ゲーム目こそ、アントンセン選手がスピードに付いていき、上がったロブから、鋭いクロススマッシュが決まり先取しましたが、それ以降はギンティン選手がスピードで圧倒!疲れもあってからか、アントンセン選手はスピードの速さについていけなくなり、敗退しました。
明日の決勝戦は桃田選手ギンティン選手ということなり、去年の中国オープンの決勝戦と同じ顔合わせとなりました!果たして桃田選手は去年の雪辱を果たせるのか!注目です。

WS

TAI Tzu Ying(台湾)[2] vs CHEN Yu Fei(中国)[3]

フル

ハイライト

〇TAI Tzu Ying(台湾)[2] 6-21 ●CHEN Yu Fei(中国)[3]
21-13
22-20

最近まで1年以上世界ランク1位をキープしていた女帝タイツーイン選手(世界ランク4位)と地元中国のチェンユーフェイ選手(世界ランク2位)の対戦。1ゲーム目はスタートで失敗したタイツーインが思い切って捨てました。シングルスで1ゲーム目を捨てられるってすごいですよね笑
2ゲーム目は一気にスピードを上げ、優位に試合を運んでいき、21-13でファイナルゲームへ突入しました。
ファイナルゲームは7-8からチェン選手の怒涛の7連続得点で14-8と逆転!会場が盛り上がりました。しかしここからタイツーイン選手がフェイントを交えてチェン選手を大きく揺さぶり、勝負はデュースまでもつれ込みました。ここでタイツーイン選手のクロスヘアピン・ライン際へのスマッシュが決まり、タイツーイン選手の勝利!
タイツーイン選手のすごいところは、本当に打つまで何がどこにくるかほとんど分からないところですね。なのでフェイントもものすごく効いていました!あんな打ち方を身につけたいものです。

Play Of The Day

※未発表

まとめ

明日はいよいよ決勝戦が行われます!
MS去年と同一カード桃田選手 vs ギンティン選手。去年はストレート(21-23 19-21)で敗れた桃田選手ですが、リベンジなるか注目ですね!ギンティン選手の中国オープン連覇もかかっています。
WS女帝タイツーイン vs リオ五輪金メダリストマリン選手。今年あまり優勝できていないタイツーインが久々の優勝を飾れるのか、それとも前十字靭帯断裂の大怪我から復帰し間もないマリン選手が完全復活を遂げるのか、注目です!
MDインドネシアの師弟対決ですね!世界的に見て一番人気の男子ダブルスはインドネシア本当に強いです。この師弟対決はギデスカが勝つ傾向にありますが、今回はどうでしょうか。
WDタカマツ vs チェン・ジアペア。過去の戦績は4勝5敗とほぼ五分。ここで優勝し、東京五輪レースで上位2組との差を埋めたいタカマツの勝負の行方はいかに!
XD地元中国ペア同士の対決。ZHENG・HUANGペアが大きく勝ち越していますが、WANG・HUANGペアは一矢報いたいところですね。