練習方法 指示付きフットワーク
今回はバドミントンにおいて基本の練習であるフットワークの1つを紹介いたします。
やり方

指示を出す人とフットワークをする人の2人1組で行う練習です。
図では指示を出す人をA、フットワークをする人をBとします。AはBと向かい合う形で前方に立ち、ラケットを各方向に向けながらランダムに指示を出します。Bは指示を見て、指示を出された(ラケットが示した)方向に動きます。
方向は、フォアの前、横、奥と、バックの前、横、奥の6方向に限定します。
フットワークをする人は各方向に動いたら、その場所で素振りをして、中央のポジションに戻ります。
回数は15回~20回×2セット。1セット毎に指示出す人とフットワークをする人を交代して、交互に行いましょう。
ネットで区切った半面のみ使用しますので、1コートに4人が入ることができます。
目的
・フットワークの強化
・スタミナの強化
注意する点や意識する点
・指示者は練習者が中央に戻る直前に次の指示を出すようにする
・練習者は各場所からそのまま次の場所に直接向かわずに、必ず中央を経由するようにして動く
・シャトルは使わないが、球がきていることを頭でイメージをして各場所に応じたスウィングをする(例えば、前ならヘアピンやプッシュ、横ならドライブ、奥ならクリアやスマッシュの振りをする)
・スピードも大事だが、まずは足運びを丁寧に確認しながら行う
その他アドバイス
・練習者は膝を軽く曲げて低い姿勢でリアクションステップをして動き始めましょう。→力みをなくして程よく脱力をした状態から、動きたい方向に重心をかけて身体を傾けていくとよりスムーズな移動が可能になります。_(:3 」∠)_
・慣れないうちはフォア前、奥とバック前、奥の4方向で行うのも良いです。
・指示はランダムですので同じ場所に連続で出しても構いません。🙆
・なるべく実際の試合をイメージして、どういう球が来てどこに何を打つかを考えながらフットワークを行うようにすると練習の効果が上がります。✨
応用編
『指示付きフットワーク逆バージョン』というものがあります。名称は自称ですが…(笑)
やり方は簡単で、指示を出された方向とは真逆の方向に動くだけです!😆👍(例えば、指示がフォア前のときはバック奥に動く)
とは言うものの、大抵の人が1度はひっかかります。(笑) なのでひっかかってしまったとしても気にせずまた正しい方向に動きなおしましょう。
この練習は頭を使いながら動く練習として有効です!
実際の試合でも、毎回予測している球がくるとは限りません。レベルが上がれば上がるほど、予想外の球が予想外の場所へくることは増えてきます。フェイントをかけられた時、逆に動いてしまった時、意識してなかった場所に球がきたとき、足が止まってしまわないよう、練習で慣れていくことが大事です!!🙆練習でできないことは試合でもできないとよく言われますからね。。😫💦
慣れてきたらノーマルな指示付きフットワークを2セット、逆バージョンを2セット行ってみましょう。
Let’s try!!
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