韓国オープン 2019/9/27(各種目準々決勝)の結果 バドミントン
Korea Open 2019
HSBC BWF World Tour Super 500
9/27は各種目の本戦準々決勝が行われました!
Korea Open 2019(韓国オープン2019)の日程
日本人選手の試合結果
MS
桃田 賢斗[1] vs LEE Zii Jia(マレーシア)
〇桃田 賢斗[1] | 21-15 | ●LEE Zii Jia(マレーシア) |
21-19 |
先週の中国オープンで見事優勝した桃田選手(世界ランク1位)はマレーシアのトップシングルスで昨日、元世界王者のアクセルセン選手に勝利したLEE選手(世界ランク16位)と対戦。1ゲーム目は16-15から、一気に突き放し5連続得点で21-15で先取すると、2ゲーム目は途中競り合いはしますが、終盤抜け出し逃げ切りストレートで勝利!最近成績を上げ勢いのある21歳の若手をしっかり下しました。
上記の動画(3分2秒~のラリー)でも取り上げられていますが、LEE選手のバックスマッシュ威力抜群ですね。

WS
奥原 希望[3] vs Michelle LI(カナダ)
●奥原 希望[3] | 23-21 | 〇Michelle LI(カナダ) |
16-21 | ||
19-21 |
奥原選手(世界ランク3位)はカナダのエースシングルスのミシェルリー選手(世界ランク9位)と対戦。過去の戦績は6勝2敗で、ここ最近5連勝中の相手でした。1ゲーム目は17-20とゲームポイントを握られたところから3連続得点で追いつき逆転に成功して先取しました。2ゲーム目は12-12からじわじわと引き離されて、失いました。ファイナルゲームは2ゲーム目で体力を温存できた奥原選手が14-9とリードし、このままいくかと思われました。しかし、奥原選手の粘り強さに負けじとLI選手が喰らい付き、少しずつ追い上げられ17-17で追いつかれると19-20で逆転を許しそのまま敗退してしまいました。
髙橋 沙也加 vs Ratchanok INTANON(タイ)[6]
●髙橋 沙也加 | 9-21 | 〇Ratchanok INTANON(タイ)[6] |
21-23 |
高橋選手(世界ランク13位)はタイのトップシングルスのインタノン選手(世界ランク6位)と対戦。先週の中国オープンでも対決しているため、2週連続の対決となりました。先週は(14-21 21-14 22-20)の大激戦の末高橋選手が勝利していました。
今回は1ゲーム目序盤から大きくリードされ、そのまま差を広げ続けられ落としました。2ゲーム目は大きく点差は開かないものの1度も相手にリードを許さないまま20-18まで進みましたが20-20で追いつかれ、痛恨の逆転・・・。インタノン選手にリベンジされてしまいました。
MD
園田・嘉村[3] vs BOE・PETERSEN(デンマーク)
〇園田 啓悟・嘉村 健士【ソノカム】[3] | 21-13 | ●Mathias BOE・Mads Conrad-PETERSEN(デンマーク) |
21-17 |
ソノカム(世界ランク4位)はBOE・PETERSENペアと対戦。復調してきているソノカムは得意の低い展開で2ゲーム共優位に試合を進めストレートで勝利しました!
WD
高橋・松友[2] vs LEE・SHIN(韓国)[6]
●髙橋 礼華・松友 美佐紀【タカマツ】[2] | 21-16 | 〇LEE So Hee・SHIN Seung Chan(韓国)[6] |
19-21 | ||
18-21 |
タカマツ(世界ランク3位)はLEE・SHINペア(世界ランク5位)と対戦。1ゲーム目はすこしずつリードする展開。最後は一気に引き離し先取しました。2ゲーム目は8-14、12-17と大きくリードされましたが5連続得点で追いつきそのまま19-19までいきますが、ここで逃げ切られ勝負はファイナルゲームへもつれこみました。ファイナルゲームは11-11まで2点差もつかない大接戦でしたが、ここまでで既に試合は1時間を超え、疲れが出たのかここから13-19と大きく引き離され、追い上げもむなしく18-21で敗退しました。
志田・松山 vs DU・LI(中国)[7]
〇志田 千陽・松山 奈未【シダマツ】 | 21-19 | ●DU Yue・LI Yin Hui(中国)[3] |
16-21 | ||
21-13 |
シダマツ(世界ランク15位)は世界選手権で2時間越えの激闘の末タカマツを打ち破った実力のあるDU・LIペア(世界ランク7位)との対戦。
シダマツは、速さのある攻撃型のダブルス、DU・LIペアも同じようなプレイスタイルのため、試合は女子ダブルスにしては速く激しい展開となりました。1時間を超える大接戦を制したのは、高い攻撃力と前衛の力を発揮したシダマツペア!フクヒロに続きシード選手相手に連勝しました!!
櫻本・高畑 vs CHAN・KIM(韓国)
〇櫻本 絢子・髙畑 祐紀子【サクタカ】 | 22-20 | ●CHAN Ye Na・KIM Hye Rin(韓国) |
21-19 |
サクタカ(世界ランク23位)は昨日ナガマツを2週連続で倒したCHAN・KIMペアと対戦。1ゲーム目は中盤16-11と大きくリードし20-20で追いつかれたものの、何とか逃げ切り先取しました。2ゲーム目は序盤から相手に4-0, 9-3と大きくリードを許す展開が続きましたが徐々に点差を詰めていき17-19から4連続得点で逆転勝利!
ナガマツキラーにストレートで勝利しました!
XD
渡辺・東野[3] vs SEO・CHAE(韓国)[6]
●渡辺 勇大・東野 有紗【ワタヒガ】[3] | 14-21 | 〇SEO Seung Jae・CHAE Yujung(韓国)[6] |
16-21 |
ワタヒガ(世界ランク4位)はSEO・CHAEペア(世界ランク5位)と対戦。この組み合わせも先週の中国オープンと同じ組み合わせ。2週連続で当たること多いですね。
先週と全く同じような試合展開で、ワタヒガのいいところ、得意な展開を作り出せず一方的にやられてしまい、同じ相手に痛い連敗を喫してしまいました。
金子・松友 vs PUAVARANUKROH・TAERATTANACHAI(タイ)[4]
●金子 祐樹・松友 美佐紀【カネマツ】 | 15-21 | 〇Dechapol PUAVARANUKROH・Sapsiree TAERATTANACHAI(タイ)[4] |
12-21 |
カネマツ(世界ランク23位)はXDの4強のうちの1つであるデカポール・サプシリーペア(世界ランク3位)と対戦。全く歯が立たずストレートで敗退しました。
まとめ
2週連続で対戦した組み合わせが多くありましたが、ナガマツ・ワタヒガは連敗、高橋選手はリベンジを果たされてしまい、あまり日本にとってはよくない大会になってしまっています・・・。
WS・XDは全滅してしまいましたが、MS・MD・WDはまだ生き残っています。
先週のMSでは中国オープンを優勝している桃田選手、復調してきているMDのソノカム、そしてトップ3ダブルスが珍しく既に全て敗退していますが、逆に4番手5番手のシダマツ・サクタカが残っているWDとまだまだ日本は勝ち残っています。
ガンバレ!バードジャパン!
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